WHO欧州地域事務局欧州環境健康センター、テクニカルオフィサーのMatthias BRAUBACH氏より、「都市の自然と健康との関連性」と題して、エビデンスと欧州の都市緑地の施策事例に基づいた都市緑地の便益のご紹介とともにその便益を最大化するためにどうすべきかについて、ご講演いただきました。

また、World Urban Parksジャパン理事で、(一社)公園からの健康づくりネットの小野理事より「ウェルビーイングと都市緑地」と題して、公園はウェルビーイングに重要な役割を果たすという認識を持って行われている世界の取り組み事例の紹介とともに、この役割を市民、企業、行政等に理解していただくために伝えていく必要があるとのお話がありました。

小野理事とWorld Urban Parksジャパン指名理事で(一財)公園財団の町田常務によるクロストークでは、参加者からいただいた質問を基にトークが行われました。健康やウェルビーイングに資する空間である公園に ついて、日本でもその価値の多様性や社会における重要性についてみんなが認識することが重要であり、その考え方を共有して緑地が大きな効用を果たせる 社会の実現に向け、参加者それぞれの分野で活動が進むことを願って、クロストークは締めくくられました。

本講演会には、海外（米国、ドイツ、韓国、台湾）からも含めて、幅広い分野（関係団体、造園建設業、コンサルタント会社、自治体、大学関係、金融関係、一般の方等）より、222名と多くのご参加をいただくことができました。

ご参加の皆様をはじめ多くの方からアーカイブ配信のご要望をいただき、講師の皆様に確認をしたところ快くご承諾いただきました。

当日の録画を期間限定で配信いたします。どなたでもご覧になれますので、もう一度ご覧になりたい方も、初めての方も是非ご視聴ください。

配信期限：2023年2月末まで【終了】